医学部受験の強力な味方!医学部予備校とは?

サイト紹介

T.Sato
はじめまして!T.Satoと申します。このサイトでは、医学部受験に関するさまざまな情報を発信しています。

私には現在医学部5年生の息子がいますが、当サイトの情報は私自身が知り得た知識や、息子の医学部受験時に私が体験したことを元にしています。

例えば入学させるコツや東京の医学部の偏差値、予備校のことなど、医学部生の子供を持つ親(私)目線から解説しています。現在医学部を目指している子供がいる方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

医学部受験に特化した「医学部予備校」とは?

医学部受験は一朝一夕にいきません。

T.Sato
恥ずかしながら、私の息子も浪人を経験しています(全然勉強していなかったのも原因ですが…)。

非常に難易度が高い学部ですので、もし本気で合格を目指すなら、特化した勉強を行う必要もあります。ただ、子供に特化した勉強を行わせるのも困難ですので、医学部予備校も検討してみてはいかがでしょうか。

医学部予備校は、医学部の受験専門の予備校で、以下の特徴を持ちます。

・医学部受験に強い講師陣が在籍している
・ほぼマンツーマンの指導を受けられる
・学科だけでなく面接や小論文の対策もできる

特に魅力的な点は、講師の布陣やマンツーマン並の授業を受けられる点です。また学科試験の対策はもちろん、面接や小論文の対策もできます。

詳しくは後述しますが、普通の予備校と比べても医学部受験で有利になるのは間違いありません。子供を現役合格させたい方は、医学部予備校を検討する余地があります。

医学部受験に特化した講師陣の指導を受けることができる

医学部予備校は医学部受験に特化しています。講師陣も医学部受験のスペシャリストや、医療業界に従事していた場合が多く、医学部受験の現状を熟知しているのが特徴です。

そうした講師陣の指導を受けられるため、医学部に合格する可能性を高められます。その分指導は厳しいですが、通わせるだけの価値はあります。やはり医学部受験に特化している点は代えがたい強みです。絶対医学部に現役合格させたい方は子供と相談してみましょう。

一方で普通の予備校は、さまざまな大学の学部を目指す生徒が集まっています。例えば医学部を目指す生徒もいれば、経済学部や法学部志望の生徒も通っています。幅広い学部の受験に対応しているため、医学部以外も候補に入れている場合にもおすすめです。

逆に子供が医学部のみを目指しているなら、医学部予備校を優先的に考えたほうがよいでしょう。

一人一人にあった受験対策を受けることができる

一人ひとりの実力に合った指導を受けられるのも特徴です。医学部予備校へ通う生徒は、学年でトップレベルの学力を持つ学生が大半を占めています。

しかし、特定の分野が苦手だったり、基礎に不安を抱えていたりする場合も珍しくありません。そんな不安を抱えていても、生徒それぞれに沿った指導を受けられるのが医学部予備校の強みです。

また、普通の予備校よりも生徒が少ないため、マンツーマンに近い指導を受けられます。大手の予備校などは生徒数が多く、講師に質問できる機会も限られています。

そのため、学校と同じように授業が進み、分からないところは各々が自習して解決するパターンが多いです。授業後に講師へ質問に行く生徒もいますが、人気講師だとそれも中々できません。

医学部予備校は生徒と講師の距離が近いため、いつでも気軽に質問できます。この点は個別指導塾や家庭教師とほぼ同じです。

ただし、医学部予備校によって指導方針や授業スタイルは違うため、子供を通わせる前に必ず確認して下さい。親子で説明会に参加したり、体験授業を受けさせてチェックするのもおすすめです。

面接対策や小論文の対策を受けることも可能!

医学部受験では、面接や小論文でつまずくことも珍しくありません。

T.Sato
私の息子も(本人いわく)小論文がボロボロだったそうなので、入念な対策が不可欠です。

問題はどんな手段で対策するかですが、医学部予備校なら面接はもちろん、小論文の対策も受けられます。

普通の予備校でも面接は対策が可能です。しかし、医学部に特化した面接の練習はできませんし、講師が医学部の面接に詳しいともいえません。

小論文は壊滅的で、対策できる予備校は非常に限られています。もし小論文の対策も視野に入れた場合、普通の予備校では心細いのが実情です。小論文も見据えた場合、医学部予備校に通わせたほうがよいでしょう。

なお、面接や小論文が実施されるのは二次試験です。繰り返しますが、ここで点を落とす子供も多いので、学科だけ頑張れば万全とはいえません。最後の最後まで気が抜けませんので、面接なども対策するよう子供にアドバイスしてあげましょう。

医学部予備校と普通の予備校の違い

間違えてしまう方もいますが、医学部予備校と普通の予備校は異なります。さまざまな違いがありますが、特に異なるポイントは次の3点です。

・講師との距離
・授業料
・進路のアドバイス
いずれも大きな違いですので、子供を予備校に通わせる予定の方は注意しましょう。

医学部予備校の方が講師との距離が近い

まず異なるのが講師との距離です。先に少し触れましたが、医学部予備校は生徒数が少ないことから、講師との距離は非常に近く、いつでも気軽に質問できます。

指導は厳しいですが、積極的な子供は学力が伸びやすいです。普段から進んで予習・復習をする子供をお持ちなら、講師と距離が近い医学部予備校は学力を伸ばすチャンスといえます。

対する普通の予備校ですが、こちらも上で軽く触れたとおり講師との距離は遠いです。学校の授業と同じスタイルの授業が続きますので、講師に質問する機会も限られます。

子供によっては学力が伸びにくいため、慎重な判断が求められます。勉強に消極的な子供の場合、あまり学力が伸びないかもしれません。もし心当たりがあるなら、マンツーマンに近い医学部予備校を選んだほうがよいでしょう。

普通の予備校の方が授業料が安く済む

ここまで医学部予備校の強みや魅力をいくつか挙げました。普通の予備校よりもメリットは多いですが、医学部予備校にも欠点はあります。特にネックとなるのが授業料です。

大手予備校などは、1年間の授業料が50万円から100万円ほどで済みます。月謝で数万円ほどなので、家計への負担も和らげることが可能です。

家庭教師よりは高いですが、一般的な塾とさほど違いがありません。さまざまな学科の対策ができると考えた場合、決して高いとはいえないでしょう。

しかし、医学部予備校は授業料が非常に高いのが欠点です。最低でも年間100万円台後半は覚悟しておきましょう。予備校によっては200~300万円以上かかることから、家計への負担は大きいといえます。

国立医学部6年分の授業料とまではいきませんが、それに等しい出費は覚悟しないといけません。

大手予備校は自分の希望とそぐわない進路を勧められる可能性がある

医学部予備校は、医学部以外の学部を勧めることはありません。もし学力的に合格が難しいとしても、最後まで全力でサポートしてくれます。ただ、それが当たり前ですので、違和感を抱く方はほとんどいないでしょう。

では大手予備校はどうなのか、という点ですが、こちらは注意が必要です。生徒の希望よりも合格実績を重視しているため、子供の希望に沿わない進路を勧めてくる場合もあります。

例えば本人が医学部志望でも、学力的に厳しい場合は経済学部を勧めることもあるのです。変な話ですが、大手予備校はメンツ(実績)を重視する点に注意して下さい。

ただし、全ての大手予備校がそうとは限りません。生徒の希望を優先し、全面的にバックアップしてくれるところもあります。実績を重視するのは一部の予備校に限られますので、子供を通わせる予定の方は評判や口コミを参考に判断しましょう。